親が高齢となったので、今後に備えて、娘様が色々と支える仕組みを作る方法の一つが「家族信託」。
最近は問い合わせや相談も増えてきました。
今回は、母が80歳代半ば、娘様が50歳代であり、亡くなった父はお医者様でしたので、コロナウィルスについてかなり神経質になっており、フルサポートが必要でした。
例えば、信託契約を認証してもらうために、公証役場に行く必要があるのですが、今回はご自宅前まで私が車で迎えに行き、公証役場の目の前に駐車。
公証人にも事情を説明し、なるべく早く認証を終わらせて欲しい旨を伝えていたので、認証は5分で終了となりました。
本日は信託口口座を開設しに行ったのですが、某信用金庫の会議室を貸し切りとして頂き、窓も開けたままで換気を確保し、当事者の距離を基本的に2メートル保ちました。
待ち時間を利用して、不動産の登記に関する書類に全て署名押印も頂き、なるべく直接面談の回数が少なくなるように、心掛け、紙を触る前に、その都度アルコール消毒をしました。
通常の倍以上の労力を割きましたが、とても感謝をして頂き、帰りに「先生のお子様と一緒にどうぞ。」とお土産を頂きました。
とても充実感いっぱいの1日となりました。これからもご依頼者の目線にて、司法書士としてお手伝いをしていきたいと考えています。