遺言書の作成が必要な人って?

「私は遺言書を作成したほうが、よいでしょうか?」との相談を、頻繁に受けます。
そこで、遺言が必要なケースを、チェックリストにしました。
まずは該当すると思われるケースに、☑をして下さい。
☑をしたケースがある場合、遺言書の作成をする必要性があると思われます。
【初回相談は無料】ですので、まずは相談してみましょう!

【分かりやすいケース】

□子どもがいないご夫婦 兄弟姉妹(または甥や姪)と遺産分割協議をすることに。(自宅が、まさかの「共有状態」となってしまう?)
□独身の方 (同上)
□離婚歴がある方 異父・異母兄弟姉妹とは育った環境が別世界
(そもそも会ったこともないと、話し合いは難航となり易い。)

 

【人間関係で苦労するケース】

□子供達の仲が悪い場合 親が亡くなった際に、全てが不協和音
□嫁姑の仲が悪い場合 嫁と兄弟姉妹との間で苦しむ息子・・・。
□相続させたくない子がいる方 親不孝の子、一次相続の際に親と揉めた子など
□姉多くして、長男末っ子の方 男性と女性の感性は異なる!長男が四面楚歌!
□子供が4人以上いる方 子供が多いと意見が合わない。その子の配偶者も多い。

 

【不動産が関係するケース】

□二世帯住宅に住んでいる方 不動産は高額の相続財産であるため、売却をしない限り、相続人間で公平に分割しづらい。せっかくローンを組んで立てた家が、相続の際には「苦労が水の泡」となるリスクあり。
□実家で同居の子供がいる 不動産は高額の相続財産。自宅を売却して現金化しない限り、相続人間で分割しづらい。遺産分割の結果、自宅を失う可能性あり!
□財産価値の半分以上が土地建物の場合 平等に相続させたいけれど、どう分割すれば良いのか悩んでしまう。
□夫婦が亡くなった後は空き家 想い出のある実家を残したい子と維持管理の経済的な負担を考え売却をしたい子の意見が合わない懸念あり。

 

【公平な相続を実現したいケース】

□介護をしている子供がいる方 遺言を作成しないと、親孝行が報いられるとは限らない。いざ相続開始後に、他の兄弟姉妹は親孝行の苦労を知らないので、話し合いが難航すること多し。
□将来、面倒を見てもらう子供がいる方 (同上)

 

【商売・事業を継続させたいケース】

□自宅で商売を営んでいる方 商売に不可欠な自宅不動産は、商売を継ぐ子に相続をさせる必要あり。
□会社を経営している方 「会社の経営権=株主」 会社の株式をどう相続させるかは一大事。
□賃貸経営をしている方 子供達全員に相続をさせて、「共有所有」にすると、管理が困難となるリスクあり。

 

【まさかの驚き編】

□相続人に認知症の人がいる方 成年後見手続きが必要となり、労力と金銭的な負担が継続的に生じてしまう悲劇を招く恐れあり。
□相続税の申告が必要な場合 10カ月以内に相続税の申告が必要だが、遺産の分割協議は間に合うの?
□子供が未成年のうちに離婚をした方 残された未成年の子の親権者が不在となる!
□子供が未成年のうちに配偶者と死別をした方 (同上)
□浪費癖のある子がいる方 相続財産を浪費癖のある子に無駄に費消される。借金があれば、債権者に取られる可能性もあり!

 

【特殊な事情があるケース】

□障害を抱える子がいる方 障害のある子の将来が心配
□相続人に多重債務者がいる方 相続した財産が債権者の餌食!
□行方不明の相続人がいる方 その人を探すのも、話し合いをするのも苦労の連続
□子供が外国に住んでいる方 相続手続きのため、何度も日本に帰国は困難