遺言書を書くことを伝えるかどうか?

◆遺言書の内容や作成についての家族への伝え方は、大きく分けて下記の3パターンが考えられます。

方 法 メリット/デメリット
❶遺言書を作成したことも内容もすべて秘密にする 遺言書を作成したことさえ秘密にするのですから、音信不通の相続人がいる場合などに限定されます。
❷遺言書の内容は秘密にするが、作成をしたことだけを後日伝える 子供達等に対し、遺言書を作成したことだけを伝える方法で、一番多くの方が選択する方法です。
作成したことも、内容も全て子供達などに公開して作成する 遺言書の作成の段階で、各相続人やその配偶者が、各々意見を言い出し、遺言書が完成しない危険性があります。

遺言を書く方の家族関係、財産状況、想いなどにより、❶~❸の方法のうち、一番適切な方法は異なりますから、司法書士に相談して、遺言書を作成しましょう。