年度末を迎え、生活を送る中で色々と「変化」の多い時期を迎えました。
新学期、新入学、新入社員など節目の時期をお迎えの方も多い中、今年の4月はいろいろ変わります。
私どもの縁の深いところでいいますと「贈与」が変わります。
どのように変わるか。
おじいちゃん、おばあちゃんがお子さんやお孫さんへの「贈与」がしやすくなります。
結婚や出産、そのほか子育ての資金を贈与した場合、
20歳以上のお子さん、お孫さん1人あたりで1000万円まで非課税になる制度が始まります。
※相続税、贈与税についてのご相談は税理士の先生へ♪ ご紹介をいたします。
相続の現場に立ち会うことの多い司法書士。
この変化は見逃せません。
もう1つ縁の深いところでは「介護」もいろいろ変わります。
まず65歳以上の方がお支払いになる「介護保険料」が上がります。
全国平均で約580円くらい上がるそうです。
一方で介護をご利用になる際のサービス利用料は2.27%程度引き下げとなります。
介護サービスをご利用の方には朗報ですね。
またまた一方で介護に携わる方々の「お給料」は上がるみたいです。
4月からの介護報酬改定により介護職員さんたちの月収を1人当たり12,000円引き上げる原資になる「処遇改善加算」という制度が設けられました。
過酷と言われる介護の現場を支える方々の待遇が良くなることは介護サービスをご利用になる方々にとっても非常にいいことだと思います。
企業を支える三大原資「ヒト」「モノ」「カネ」の・・・
「モノ」である商品がいくら優れていても
「カネ」である資金がどれだけ潤沢でも
「ヒト」が生き生きと働けない環境では企業は成長できない。
今回の介護に携わる「ヒト」に関する改正が、今後の介護業界にとって明るい材料になってほしいと思います。